指導事例
個別指導を通じて心の悩みも解決した指導事例
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
小学校3年生のはじめ
家庭教師のコース
週3回 60分授業
家庭教師開始時の成績
国語と算数ともに70点未満
指導内容と結果

特に中学校受験を考えたわけではなく、あまり成績が芳しくないため家庭教師をつけることになりました。学校では、先生が手を焼くようなタイプ。日々の勉強習慣がなく勉強嫌いの子でした。

そこで、習慣づけするために週3回で家庭教師の指導を入れました。家庭教師の時間は学校の復習を、問題集を使いながら指導。併せて宿題のやり方や、宿題でわからない部分の補強をしていきました。毎回指導の際にちゃんと宿題をやってあるかをチェックすることで日々の勉強習慣をつけていきました。

落ち着きがなく、文章を読むことが苦手。家庭教師の指導でゆっくりと一緒に問題を解いていくと解けるのですが、テストになると問題をちゃんと読まずに回答してしまい間違いを起こしてしまっていました。

そのため、国語が大の苦手。小学校5年生の頃、学校で人間関係に悩んでいたことがあり、話をしてみると相手の心がわからないと言っていました。対人関係がうまくいかず相手の気持ちがわからないタイプの子は、これまでの指導経験から国語力が低く、共感力に乏しい子が多いです。そこで、国語力をつける意味も含め、小学校5年生の子に合った書籍を買ってきて本をたくさん読むように進めました。その結果、少しずつ相手の気持ちがわかるようになり、同時に国語力も身についてきました。

5年生の3学期には学級委員長を経験。小学校6年生になると、友人がたくさん家に遊びに来るようになり、対人関係の問題も完全に解消されたようです。それとともに学校のテストでも80点や90点をとれるようになってきました。

家庭教師の指導は小学校6年生いっぱいまで続けていきました。家庭教師というと単純に勉強を教える人と思われがちですが、マンツーマンでの個別指導では、生徒の心のケアもしていきます。家庭教師ステーションの経験豊富な講師は、そうした指導実績が多数あります。小学校から家庭教師をつけるのは早いのではないかと思われがちですが、お子さんの心のケアを目的に家庭教師をつけるご家庭も多くあります。勉強を通じて心の悩みも解決できればと考え指導にあたっておりますので、お気軽にご相談下さい。