指導事例
数学の図形問題を多くこなして実力アップ
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校3年生の2学期
家庭教師のコース
週2回 90分授業
家庭教師開始時の成績
5教科合計:60点/250点
志望高校
湖北高校
指導内容と結果

家が湖北高校の近くのため、なんとか湖北高校に合格したいとのことで家庭教師の指導を開始。週2回の90分指導。指導教科は英語と数学で必ず指導後には英語と数学の宿題を課していきました。

9月に実施した第1回静岡県学力調査テストでは60点/250点だったのですが、10月の2学期中間テストでは85点まで点数は向上。素直な性格の男の子で宿題などは出せば真面目にこなしてくれるタイプ。その甲斐あってか、第2回の静岡県学力調査テストでは90点と順調に成績をのばしていきました。

2学期の内申点31。成績は2学期に入って上昇傾向にあったので、当初の志望校の湖北高校に少し点数は届きませんでしたが、変えずに受験に臨むことにしました。

冬休みは1・2年生の英語と数学の苦手な部分を復習。特に数学は図形を徹底的に進めていきました。普段、このくらい成績の生徒の場合、図形は難解で確実に点数につながりにくいため、受験対策としては力を入れないケースも多いのですが、この生徒は色々な問題に積極的に取り組み、新しいものを覚えていきたいというタイプだったため、図形の問題に力を入れて指導していきました。

受験における図形の問題は、一問目が証明で二問目がかなり難しい計算の問題で構成されます。一問目に設定されている証明は、苦手な生徒も多いですが、実のところ教科書よりも少し難しいレベル。加えて証明問題はある程度道筋があっていれば部分点での加点も狙えます。そのため、冬休み期間は証明問題をかなり多くこなすことで実力アップを図りました。

1月に入ってからは併願高の聖隷クリストファー高校の過去問を購入し5年分を繰り返し復習し合格。2月に入ってからは公立高校の過去問を積極的に復習することで、見事に志望校である湖北高校に合格しました。