指導事例
赤点を克服して志望大学に合格
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
高校1年生の3学期
家庭教師のコース
週2回 120分授業
家庭教師開始時の成績
赤点
志望大学
山口大学
指導内容と結果

湖南高校の普通科に通う生徒。高校1年生の3学期の期末テストで、化学が10点と赤点をとってしまい、学校でも補習授業を受けていました。それでもあまり理解度を深めることができなかったため、期末テストの追試験の日まで、ほぼ毎日のように指導に伺いました。
指導内容としては、1年間でやる化学のポイントであるmol計算と有機化学の化学式について徹底指導。追試験は無事突破し、2年生に進級することができました。

2年生からの指導は、数学と英語を週1回ずつ。理系志望の生徒のため数学は得意科目。反面、英語は苦手な科目だったため学校の授業のサポートを中心に進めていきました。高校2年生段階の数学は、ベクトルや数列などあまり周りの生徒が得意としない部分でも80点程度と高得点を記録。英語はよくて平均点という成績でした。

湖南高校自体、かなり宿題も多く、勉強には手厚い方針だったため、家庭教師での宿題は課さずに進めていきました。1年生の化学での赤点が本人も良い薬だったようで、高校2年生段階では少しずつ勉強に身が入っていきました。

高校2年生の終わりころからは大学受験を意識。高校3年生の夏休みはあらためて高校1年生の化学を基礎から総復習。時間をかけて一から取り組んだため、ある程度本人もできるという自信を持ってもらえたようです。結果的に2学期の対外模試では、数学60、英語50、化学55という偏差値をとることができました。

本人工学部志望だったため、センター試験が英語と数学と化学の3教科で受けれる山口大学工学部を志望校に設定。センター試験の自己採点ではどの教科も7割程度で見事志望大学に合格することができました。

これは後日談ですが、大学卒業後、本人と話す機会があったので話したのですが、その際彼は「自分は社会の常識が分かっていないと感じ、もっと勉強しておけばよかった...」と後悔していました。