指導事例
英語と数学1ケタ点台から志望高校に合格
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校3年生の1学期
家庭教師のコース
週2回 120分授業
家庭教師開始時の成績
60点/250点
志望高校
浜北西高校
指導教科
英語・数学
指導内容と結果

お母さまが外国人のお子さんでした。家から近いところで公立高校が良いという希望でしたので、浜北西高校を志望に設定。英語と数学が苦手で両科目においては1ケタ/50点でした。

夏休みから指導開始。とにかく英語と数学の基礎固めをするために数学は負の数の計算、英語はbe動詞からスタート。数学は中学校2年生までの基本的な計算問題を、英語は中学校2年生の最初の過去形くらいまでをなんとか夏休みに取り組んでいきました。勉強に慣れていない状態でしたので、家庭教師で週2回の指導をすることで勉強のリズムを作っていきました。進度としてはそこまで進めることはできませんでしたが、夏休み明けの第1回静岡県学力調査テストでは90/250点まで上げることができました。

2学期に入り、数学は計算問題に特化。関数や図形にはまったく触れずに進めていきました。高校入試の数学は、ある程度点数配分が決まっています。計算問題だけで18点くらいの配点。数学の平均点は15点~20点ですから、この生徒が数学がとにかく苦手という事を考慮し、計算問題だけ確実に抑える形を選択しました。数学を計算問題に特化することでその他の教科の勉強時間もとることができます。学力を身に着けるということを考えればベストではないかもしれませんが、志望校に合格をするという点においてはベストの選択だったと思います。

英語は中学校2年生の過去形以降の復習と学校の授業の復習に取り組みました。中学校2年生の内容が終わったのが10月の中旬。11月の期末テストになんとか間に合わせることができました。その結果、期末テストは100/250点。数学は中学校3年生の内容なので点数がとりにくい部分でしたので10/50点程度と振るいませんでしたが、英語は25/50点まで向上し、5教科の中で一番点数がとれるようになりました。

第2回静岡県学力調査テストでは110/250点。数学は15/50点で英語は25/50点と明らかに伸びは見せてくれました。内申点は30。志望校の浜北西高だと120点がボーダーライン。内申も含めて少し足りない状況でした。しかし、本人と親御さんが浜北西高校を志望していたので、志望校は変更せずに合格を目指していきました。

冬休みから公立高校の過去問7年分の復習を開始。冬休み中に7年分をまず一通り。1月も同様に一通りと私立の併願校である開誠館高校の過去問3年分を2回通りすすめていきました。2月に入ると私立高校の受験です。開誠館高校には難なく合格。その勢いで浜北西高校に向けてラストスパートをしていきました。その結果、志望校であった浜北西高校に見事合格することができました。

今回の生徒さんの場合、かなり勉強内容は絞って行っていきました。スタート時期が夏休みで、しかも点数を倍増しなくてはいけないというかなり厳しい状況でしたので、広く指導していては、時間も足りなくなかなか結果がでません。家庭教師ステーションでは、その子の目標に合わせて指導ができます。「勉強のやり方がわからない」「なんとか志望校に合格したい!」「時間はないけどなんとか成績を上げたい...」など、お気軽にご相談下さい。