指導事例
タイムスケジュールを整え志望校に合格
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校2年生の4月
家庭教師のコース
週2回 90分授業
家庭教師開始時の成績
179位/180人
志望高校
湖北高校
指導教科
英語・数学をメインに5教科
指導内容と結果

塾に通っていたのですが、塾の宿題があまりやれなかったりという状況で成績が芳しくなかったため、このままでは高校受験が厳しくなってしまうと思いご相談いただきました。

指導教科は英語と数学をメインに5教科。数学は学校の授業の内容と中学校1年生の最初から同時並行で進めていきました。教科書と学校で配られている計算ドリルと基礎問題集の3つを使い進めていきました。毎回計算を中心とした前回の確認テストを15問程度やってもらいました。家庭教師スタート当初、2カ月くらいは宿題をやっていない日があったりしていて、5/15問程度の正解率でした。このままではと思い、親御さんにも協力を仰ぎ、宿題はしっかりとやってもらう体制を整えました。宿題をやってもらった成果から、10/15問まで正解率は向上していきました。

徐々にペースがつかめてきたように感じていたタイミングだったのですが、部活(テニス)が忙しくなってしまい、家庭学習の時間がうまく取れなくなってしまいました。そこで、本人と親御さんと帰宅後のスケジュールを相談。家に帰ってから食事や勉強などのタイムスケジュールを細かく設定。部活も少し早く終わり19時には帰宅できるように学校の先生とも相談していただきました。その甲斐あって徐々に勉強スケジュールを徹底できるようになりました。

2学期に入り勉強の内容が難しくなってきたのを本人も感じたようです。それまで1日40分くらいだったものを1時間程度まで増やしました。1学期の後半から日々のスケジューリングをきちんとしてきたため、中学校2年生の2学期を終える頃には、中学校1年生の復習まで終える事ができ、成績も150位/180人くらいまで向上しました。

3学期から中学校3年生の1学期まで、学校の授業に沿って指導。中学校3年生の1学期末の段階では120位/180人まで徐々に順位があがっていきました。

そこで、夏休みには理科と社会も指導に追加。普段の夜のスタイルは変えずに夏休みは昼間に週2回の指導を行いました。理科と社会は学校の自習室というテキストを使用。学校からも自習室の宿題が出ていたので、それと合わせて指導を進めていきました。

迎えた9月の第一回静岡県学力調査テストでは95/250点という結果。目標は120点だったので少し本人も落ち込んでいました。学校からも現状の成績では志望校の湖北高校は安全圏ではないと言われ、自分から率先して問題集を購入し、英単語の勉強をはじめました。自分の意識が変わったことで集中力も上がったようで、12月の第二回静岡県学力調査テストでは115/250点まで向上しました。

内申点は30。湖北高校まで完全に合格点ではないものの、学校の先生からも受験のOKが出たため3学期に入ってからは併願の聖隷クリストファー高校の過去問を指導。私立の受験に合格すると公立は湖北高校を受験。湖北高校にも見事合格してくれました。最終的に、中学校3年生の3学期の期末テストでは95位/180人。わずかに全体の半分の90位には届きませんでしたが、志望校に合格することができました。

この子の指導において一番大きかったであろう事は中学校2年生の段階でタイムスケジュールを整えることができた事だと思います。本人少し体も小さく体力的にたいへんになってしまっていました。親御さんと相談したうえで、学校の先生にも相談することで帰宅時間をきちんと決める形をとれました。その上で毎日の生活スケジュールを整えていったことが功を奏しました。家庭教師ステーションでは、単純に勉強を教えるだけではなく、成績が上がるために最大限の指導をしています。勉強を教えるだけが家庭教師ではありません。そうしたノウハウが当社にはあります。お気軽にご相談ください。