指導事例
不登校から浜北西高校合格しました
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校2年生の12月
家庭教師のコース
週3回 90分授業
家庭教師開始時の成績
5教科合計:35点/250点程度(内申点14)
志望高校
啓陽高校 ⇒ 浜北西高校
指導教科
英語・数学
指導内容と結果

中学校3年生の4月から週3回90分授業で家庭教師を開始しました。
家庭教師ステーションで家庭教師をつけるまでは、国語・数学・理科・社会・英語の5教科で250点満点中35点の成績でした。

不登校の生徒で何とか高校に行きたいということで家庭教師をスタート。不登校を克服して学校に行けるようになりたいという希望もありました。

中学校2年生の間に中学校1年生からの英語と数学の復習を行い、3年生に進級することを目標に指導。毎回45分ずつ英語と数学を指導。公文式が出している英文法と数学のテキスト(問題集)を使い復習。毎回家庭教師の指導の復習として再度問題集をこなしてもらいました。ほぼ1日おきに指導ができたので、指導の翌日に再度復習を行う事で効果的に定着していきました。その結果、中学校1年生の最初からの復習をすすめ、3月まででなんとか中学校2年生の2学期までの復習を終えることができました。

中学校3年生になり、午前中だけ登校できるように。中学3年生の段階では、学校の授業内容と中学校2年生の3学期の復習を指導。週3回の指導のため、同時並行での指導が可能でした。宿題は中学校2年生の時同様に指導の翌日に同じ内容を復習する形で進めていきました。その結果、中学3年生の1学期の期末テストで115点/250点を取ることができました。内申点も27まで向上。高校進学に向けて希望が見えてきました。

家庭教師開始段階では、ゲームが大好きで夜中遅くまで毎日ゲームをしていたのですが、3年生に進級するあたりでパソコンが壊れてしまい大好きなゲームができなくなってしまい、自然と時間がとれるようになりました。1学期にゲームをやることができす勉強することになり、結果が伴ったことで自分が「やればできる」という自信を持ったようです。夏休みの頃にはゲームをやらなくても構わないというスタンスに変わっていました。

夏休みに入り、通常の夜の指導(週3回×90分)に加えて昼間の指導(週2回×90分)を追加しました。そこで理科と社会の復習を実施しました。理科と社会も数学や英語同様に公文式で出しているテキスト(問題集)を使い進めていきました。

2学期に入り最初の学力調査テストでは100点/250点をとることができました。2学期からは学校にも普通に行けるようになりました。家庭教師の時間は学校の勉強をベースにすすめていきました。学校から中学校1年生からの総復習の問題集が配られていましたので、本人が学校の宿題でやってわからないところがあれば聞いてもらい、通常の授業の復習を指導内では実施。時折、社会や理科もフォローする形をとりました。その結果、2学期の期末テストでは140点/250点。第2回学力調査テストでは130点/250点をとることができ、内申点も30まで向上しました。

これを受けて当所はなんとか高校に行ければということで啓陽高校に設定していた志望校を浜北西高校を変更。学校の先生からは浜松東高校と啓陽高校の併願を勧められたのですが、自宅からの通学距離の関係もありなんとか浜北西高校に向けて頑張るようにしました。

冬休みから3学期にかけては啓陽高校の過去問を反復。2月の受験では啓陽高校に合格。私立高校受験以降は公立高校の過去問を使い対策を進めていきました。その結果、見事浜北西高校に合格することができました。

ゲーム好きが過ぎて不登校になってしまった彼ですが、ゲームができなくなったことで勉強に向かうことができるようになり、中学校3年生の夏休みには友達と川で遊んだりと、登校にも前向きになってくれたことが好結果を生んでくれたことでしょう。ゲームをすることを否定するだけではなく、「ゲーム」と「勉強」を同じように意識づけをすることで、ゲームに向ける情熱を勉強にも向けることができるようになってくれました。結果が出たことでよりその気持ちは加速していったのだと思います。