- 家庭教師開始時期
- 高校1年生の2月
- 家庭教師のコース
- 週2回 120分授業
- 家庭教師開始時の成績
- 数学50点~60点/100点
英語40点~50点/100点
化学10点/100点 - 志望大学
- 理系大学への入学
高校1年生の2月に週2回120分授業で家庭教師を開始しました。
生徒さんは2月の開始時、化学の点数が赤点の状況でした。
このままでは彼は2年生に進級が出来なく、何とか3月の期末試験で化学の点数を赤点脱出ぼラインに上げたい、という切実な状況で家庭教師を始められました。
少し特殊な例かもしれませんが、このような例は珍しくありません。どんなお悩みの状況でも対応できるのが家庭教師の強みです。1対1で話し合い、生徒さんにあった対処方法を考え、実践していきます。
その結果は、期末試験まで1カ月という短い期間でしたが、今まで10点ほどだった点数が何とか30点に上がり、無事、進級することが出来ました。
生徒さんは、手先が器用で、何かを作ったり、機械を分解したりすることが得意で、車やバイクが大好きで、理系の大学への進学を希望していました。
週2日ある授業は1日は英語、1日は数学と分け、理系科目を徹底的に勉強しました。
また、学校のテストの前は授業の回数を増やして、物理や化学など他の科目の強化を行いました。学校の授業にも合わせて、わからないことをわかるようになるまで徹底的に指導しました。
生徒が一斉に受ける学校の授業は、全員が理解できなくても、次の項目にどんどん進んでしまいます。そのため、わからなかったことは、そのままになってしまい、結局テストで問題が出ても答えることができません。
あたりまえのことですが、授業でわからなかったことをそのままにしないことが内容の習得には重要です。
そんな時、しっかり生徒さん自身に目を配ることができるのは家庭教師の大きな特徴です。
指導の結果、高校2年では、50点~60点だった数学が80点、40~50点だった英語が60点と着実に学力が向上しました。
受験期の高校3年の夏休みには、受験科目でもある苦手な化学を重点的に指導しました。夏休みの1か月で、かつて10点だった化学を50点~60点にすることを目標にしました。
そして、全国模試では、平均点越えという大変満足できる結果を得ることが出来ました。
彼は高校3年まで家庭教師を続け、見事、公立の理科系大学に合格することが出来ました。
現在はどなたでも名前を聞いたことのある大きな機械系の企業に勤めて、頑張っています。
昔から機械が好きなことから通じる、ひとつの夢を叶えたのかもしれません。
また、彼の妹さんもお兄さんの影響もあり、高2~高3まで週2回90分授業の家庭教師を受けていました。
東京の私立大学へ入学し、現在は静岡県内の有力銀行に勤務し、順調に自分の人生を歩んでいるようです。