指導事例
苦手な数学を克服し志望高校に合格しました
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校3年生の7月
家庭教師のコース
週2回 90分授業
家庭教師開始時の成績
5教科合計:50点以下/250点
志望高校
湖西高校
指導内容と結果

中学校3年生の7月から週2回90分授業で家庭教師を開始しました。
家庭教師ステーションで家庭教師をつけるまでは、国語・数学・理科・社会・英語の5教科で250点満点中50点以下の成績でした。特に数学が足を引っ張っていて中学校2年生と中学校3年生の1学期の学校のテストでは5点以下の点数でした。

そこで、数学を中心に英語も見る形で家庭教師をスタート。志望校は家から通いやすいということで湖西高校。高校入試当日に50点満点中20点取れれば志望校に合格できると考え、高校入試の当日に20点取ることを目標に内容を絞って勉強を行いました。

静岡県の公立高校の入試を何年もさかのぼっていっても、数学に関してはほとんど傾向は変わっていません。大問題の1番と大問題2番~6番の中の最初の小問題をすべてとれば20点という配点は取れます。そこに特化する形で勉強を行いました。

関数や方程式の難しい文章題や、証明などの問題はやらずに、とにかく計算問題と各分野の基礎問題が解けるように。日々の勉強は学校の数学ドリルの計算のみを家庭教師の授業でやった分毎日3ページ宿題にして計算の反復をしてもらいました。

数学以外の教科は基本的に日々自分で勉強できるように家庭教師の宿題として課す形で勉強してもらいました。暗記科目は中学校から渡されるテキストである『自習室』のまとめと基礎の部分を夏休みから年末までの間に一通り行い、3学期に入ってからも再度一通りやる形で勉強をすすめていきました。たぶん日々の勉強時間は1時間半~2時間程度だったと思います。

成績は1学期の内申点が24で、2学期もさほど伸びることは無く25でした。ただ、第2回の静岡県の学力調査テストでは250点満点中85点(以前は50点未満)まで成績を伸ばし、中でも数学は15点まで点数が上がりました。

正直、2学期末の状況では、志望校の湖西高校には満たなかったのですが、本人の希望から湖西高校を受験することになりました。実は、2月の中旬におじいさんが無くなり1週間学校休むというアクシデントも重なりましたが、本人が自分は数学が苦手で数学を上げないと合格できないと自覚していたので本人なりに努力してくれた結果、志望校である湖西高校に合格することができました。