指導事例
不登校から医学部受験合格
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
高校1年の冬
家庭教師のコース
週3回 120分授業
家庭教師開始時の成績
測定不能
志望高校
藤田保健衛生大学医学部
指導内容と結果

中学校2年生の途中から不登校のお子さんでした。
そのまま中学を卒業し、東京の美容師専門学校に進学。生活の中でもっと学歴を身につけないと駄目だと自身で悟り、半年で専門学校をやめて浜松に戻りました。

家庭教師を開始したのは高校に行っていれば1年の12月からです。
家庭教師をスタートした時点では中学校2年生の勉強からやり直しました。そこから中学校2年生の英語・数学・理科・社会の4教科を3ヶ月で、中学校3年生の英語・数学・理科・社会の4教科を同じく3ヶ月で完了させていきました。

元々理解力もあり、自身でなんとかしなくてはいけないという意識での指導でしたので、非常にスムーズに勉強は進んでいきました。

その後、高校生の勉強に入ります。
高校1年生の英語・数学を行い、進学していれば高校2年生の夏に高卒認定試験受験合格を目指しました。3ヶ月でとにかく受かるように。英語と数学、理科総合、化学は指導の中で対応。それ以外の教科は計画を立て、勉強のやり方を指導し、本人が勉強を進めていった結果、全教科(国語・理科総合・化学・数ⅠA・現代社会・世界史・英語)合格することができました。

高卒認定試験合格後は、高校2年生までの勉強を3月までに完了させ、その段階で高校進学した子と同じ状況まで追いつき、7月までに高校3年生の勉強も終わらせました。

8月に入り、本格的な受験勉強をスタート。家庭教師以外に、塾や予備校には一切行かず対策。教科は医学部志望ということで英語・数学・物理・化学の4教科に絞りました。日々の勉強時間は、1日2時間の家庭教師の宿題と自分の勉強2時間の計4時間程度。それまでも家庭教師の宿題は、中学生の勉強の段階で英語・数学・理科・社会で毎日2時間程度(1教科30分)、高校生の勉強の段階で1日2教科2時間程度で出していました。

日々の勉強の積み重ねの結果、併願することなく単願で名古屋の藤田保健衛生大学の医学部に合格することができました。

合格できた要因(ポイント)はいくつかあったと思いますが、1つは本人が親にやらされているという意識ではなく自分がやらなくてはいけないと思ってやっていたことだと思います。

また、高校に通っていないという事をうまく生かせた部分も有ったと思います。高校には行っていなかったので、特に指定の教科書を持っているわけではありません。そのため、高校生の数ある教科書の中から、彼に合った教科書を選んであげることができました。中学校2年生の勉強から振返るにあたり、その時点での学力に応じた教材をそれぞれ使えたのは学力向上に大きく影響したと思います。

ほかにも高校の物理は高校数学をやっていることが前提でできています。一般の高校は物理を高校2年生からやっていますが、数学の知識がちゃんとない(授業がすべて終わらない)状態で物理に取り組まないといけません。しかし、この子の場合、高校数学が終わった時点で取り組むことができました。結果、3ヶ月で物理は終えることに。

彼は、ちゃんと論理だって教えて納得してから先に進むタイプ。公式を単純に覚えるのではなくなぜその公式になるのかというような成り立ちから解説しました。たくさんの問題を解くのではなく1問をきちんと理解させる。そのおかげで特に物理は短期間で理解してくれました。物理はしっかり根本的なことが理解できればたくさん問題を解かなくてもいい教科です。彼には非常に合っていたと思います。