指導事例
1年かけて成績が2倍にアップし志望高校合格
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校3年生の5月
家庭教師のコース
週3回90分
家庭教師開始時の成績
5教科合計:75点/250点
志望高校
湖南高校
指導内容と結果

中学校3年生の5月から週3回90分で家庭教師を開始しました。
生徒さんの家が浜松市西区のため、近い高校が良いということで、静岡県立湖南高校が志望校でした。

家庭教師開始時は、国語・数学・社会・理科・英語の5教科で75/250点しかとれていませんでしたので、1学期の期末テストは応急処置的に対策。その結果、80点台と少しだけ成績が伸びました。

とにかく夏休みにこれまでの部分を一気に取り戻すため詰めて勉強を実施。本人さんは数学と英語が苦手で点数が取れていませんでしたので、夏休みは家庭教師の通常授業の週3回90分に加え、夏期講習として10回程、指導を追加しました。

英語は中学校1年生の最初からスタート。
必ず毎回単語テストを実施し、動詞の活用を確認したり、教科書や自習室の本文和訳を行うことで丁寧に勉強をすすめていきました。数学も計算問題を中心に最初からみっちり指導。計算はそこそこできる子だったので、途中からは文章題が中心になっていきました。関数については座標から丁寧に。小学校6年生の比例・反比例の問題まで振り返り、図形は角度と証明を重点的に行いました。通常の週3回の家庭教師の授業では数学と英語に集中。その復習内容を宿題として課しました。

指導や宿題は教科書と教科書ワーク、自習室をメインにし、数学は基礎問題集もあわせて使っていきました。理科と社会はコンパクトな一問一答形式のテキストを購入し、赤シートで隠すタイプのものを宿題で課して進めていきました。夏休み期間の追加の夏期講習分は理科と社会の授業に充当することで、中学3年生の1学期時点までの復習を一通り終える形をとりました。

夏休み期間の宿題はだいたい1日90分程度です。毎日のように家庭教師の授業が有ったので宿題はそれほど多く出しませんでした。ただ、本人さんは非常にまじめな女の子でしたので、家庭教師の宿題以外にも自分でいろいろと進めていってくれていました。

その甲斐もあり、夏休み明け1回目となる9月の静岡県学力調査テストでは110/250点程度の点数を取ると、中間テスト、期末テストと少しずつ点数を伸ばし、第2回静岡県学力調査テストでは140/250点を超える点数を取ることができました。

2学期の家庭教師の指導は、学校の授業の復習がメイン。宿題も数学1時間と英語1時間程度の毎日2時間程度です。

中学校3年生の1学期終了時点での内申点は32と、元々悪くありませんでした。国語・数学・理科。社会・英語の5教科以外には4があり2学期終了時点で内申点は34まで伸ばすこともできました。

2学期終了時点で順調に成績は伸びてきていたので、高校入試当日は志望校のボーダーラインとなる140点は超えれるのではないかという予測も立ちました。ただ、安心はできませんでしたので、冬休みはかなり勉強しました。夏休みのように家庭教師の授業は増やしませんでしたが、本人が勉強のやり方がわかってきていたように思います。家庭教師の宿題は2時間程度でしたが、毎日4~5時間程度コツコツと勉強してくれました。当初は入試の過去問題は1月以降の予定でしたが、本人が冬休みから始めてくれていたほどの状況です。

1月以降はその過去問を中心に家庭教師の指導と日々の勉強を進めていきました。
私立高校の併願高は開誠館高校。試験勉強は10日程度前から過去問をやった程度でしたが、しっかりと合格。3月に迎えた公立高校の入学試験もクリアし、見事に当初の志望校の浜松湖南高校に合格することができました。