指導事例
進学が危ぶまれる成績から高校合格
生徒の基本情報
家庭教師開始時期
中学校2年生の12月
家庭教師のコース
週2回 80分
家庭教師開始時の成績
5教科合計:15点/250点
志望高校
オイスカ高校
指導内容と結果

中学校2年生の12月から週2回80分授業で家庭教師を開始しました。
家庭教師ステーションで家庭教師をつけるまでは、国語・数学・理科・社会・英語の5教科で250点満点中15点くらいの成績でした。

スタート時の成績を鑑みて、数学に関しては小学校4年生の算数から遡ることにしました。使ったテキストは100円ショップで購入した小学生用の計算ドリル。それを中学校3年生の夏休みまで1日2枚、とにかく毎日宿題としてやってもらいました。

英語に関しては、中学校1年生の教科書と教科書ワークを使い対応。
数学(算数)の計算テストと一緒に、英単語テストは毎回行いました。なんとか中学3年生の夏休みには、一通り終えることができ学校の授業に追いつくことができました。

夏休み明けの、第一回学力調査テストの成績は、国語・数学・理科・社会・英語の5教科合計で60/250点程度。第2回学力調査テストでは、78/250点いう結果。なんとか公立高校を目指すことができるかもしれないという希望がでてきました。

しかしながら、高校受験はテストの点数だけではなく、内申点が必要です。
家庭教師の指導を開始した時点(中学校2年生の2学期)での内申点は14。5段階評価で1もいくつかありました。でも、日々の勉強と家庭教師の指導を続けた結果、中学校3年生の2学期時点では20まで内申点が向上しました。その時には国語と音楽の2教科では3をとることができていたのです。

そうした成績を鑑みて、公立高校も併願をしたらどうかと打診しましたが、学校の先生とも相談の結果、オイスカ高校を単願受験することに。結果、見事に合格しました。

夏休み明けは毎月テストがあります。家庭教師の授業では、学校の授業の復習と受験対策を並行し、自己申告してもらったところを中心に指導していました。

日々の勉強は家庭教師の宿題と学校の宿題として自習室。
理科・社会・英文法・数学の公式は時間が有る時に、赤いシートで重要語句を隠すタイプの参考書を購入し、復習する形もとっていました。

英語と数学が苦手でしたので、その2教科はとにかく基本となる単語と計算問題をやりましたね。小数や分数といった小学生の部分からドリルを20冊くらいはやったと思います。英語に関しては自習室では説明が足りなくて分らないレベルでしたので、教科書ワークを使いながら英文法を単語と一緒に進めていきました。

家庭教師の指導開始当初は、高校進学が危ぶまれる成績でしたが、とにかく同じものを何度も何度も夏休みまで繰り返し行い、基礎力をつけることができたのが、合格できた要因だったと思います。